増子分支部長が須釜小学校で講義!

 平成25年3月15日(金)に行われた須釜小学校6年生の道徳の授業で、増子広行分支部長が「目標に向かって」というテーマで講師を務めました。
 この6年生と一緒に須釜小を卒業する担任の吉田ひとみ先生から、「これから中学生になる6年生達に頑張り続ける増子さんの背中を見せてやって欲しい」というたっての希望で実現しました。
 何度か子供達の前で講演を行っている増子分支部長ですが、今回は趣向を変えて学校の先生のように黒板を使って授業しました。
 今回増子分支部長が伝えたかったのは、「継続は力なり」・「若い時の苦労は買ってでもせよ」・「常に目標を持つことの大切さ」で、挫折から復活するまでの苦労や空手を続けて得たことなども織り交ぜながら話しました。

 最後に子供のうちはよく遊び、子供の時にしか出来ない体験をいっぱいして、自分で限界を作らずなんでも頑張って、人に出来る限り優しく接せられる人になって欲しい。そして頼られる人間になって欲しいとお願いをして講演を終えました。
 その後の演武では、普段稽古で使用する武器の説明や型の説明を初めにしました。子供達はテレビの中でしか見たこともないような武器の数々に興味津々でした。
 続いてキックミットを数人に体験させました。お手本として上段回し蹴りを蹴ろうとした増子分支部長が、足を滑らせて転倒するというアクシデントもありましたが、かえって子供達との距離が縮まったようでした。
 その後撃砕小と周氏の棍の演武を行い、最後に瓦割を行いました。瓦割は大成功で他の教室にもその音が響き渡ったようでした。
 講義の間、子供達はうなずきながら真剣に聞いてくれていて、空手の話を通して目標を持つ大切さが伝わった手ごたえを感じました。自分の人生を生かすも殺すも自分次第なのだということに早く気づいて、未来に繋がる有意義な子供時代を過ごして欲しいと願いました。
 企画してくださった先生方本当にありがとうございました。