●ボートピア玉川にて演武!
↑思わず笑みがこぼれる試割の様子 |
平成22年7月18日(日)に玉川村にある場外舟券売場「ボートピア玉川」にて行われた「来て!見て!笑って!玉ちゃん夏祭り」にて演武を行いました。仮面ライダーWショーやみちのくボンガーズによるお笑いライブなども行われていたので、子供からお年寄りまで幅広い年代の方に演武を観ていただけました。
当日は晴天に恵まれましたが最高気温が35度を超える猛暑日になり、舞台に乗り切れなかった中学生以上の道場生にとっては熱せられたアスファルトの上で足の裏の痛みに耐えながらの過酷な演武になりました。
いつものように全員での基本稽古・移動稽古を披露した後、白帯による演武に移りました。大半が最近入門したばかりの子供達でしたが、技はたどたどしくも元気一杯気合を出して観客を和ませていました。
続いて初級・中級・上級と型を披露していき、武器術(棒術・サイ)の型を紹介した後、組手と試し割りの演武に移りました。
試割りにはやる気満々の白帯の子供達も挑戦したので失敗する子もいましたが、トップバッターを務めた矢吹流夏君(6歳・白帯)が綺麗に板割りを成功させて盛り上げてくれました。また、全日本大会の試割りでも使用される厚さ2.3センチの板には小学生の上野兄弟が挑戦し、弟の孝平君が1枚、兄の哲平君が2枚を成功させました。哲平君は一度目の正拳では失敗したものの、ミスに動じずすかさず足刀で成功させるなど成長を感じる演武でした。
最後は石川道場の吉田謙太君による四方割りの後、草野光紀1級によるバット折り・古川達也初段による瓦の4方割り・大越和彦初段の瓦15枚割りで演武を締め括りました。大人による迫力の試割りもさることながら、この日一番盛り上がったと思われるのが、敢えて道着の裾を捲くって素足にて行った草野君によるバット折りでした。
全体としては失敗も多く大成功とは言えない演武でしたが、暑さに負けずに一生懸命出来たところはとても良かったと思います。