●第14回福島県極真空手道選手権大会開催!
平成21年4月5日(日)にいわき市総合体育館において第14回福島県極真空手道選手権大会が開催されました。
今回の大会は参加者が約260名で、玉川分支部からは高校男子軽量級の部の矢吹凌太君と中学生女子の部の芳賀美香さんが出場し、芳賀さんが第3位に入賞しました。
矢吹君は中学時代は部活動の野球に専念していましたが、高校合格と同時に空手に復帰し今回が復帰後第一戦でした。持ち前の負けん気の強さで相手を攻めていましたが、途中でスタミナが切れてしまい試合巧者の相手に惜しくも負けてしまいました。
一方、芳賀さんは最近めきめきと力をつけてきており、少しずつ試合でも結果を出せるようになってきました。
一回戦を無難に勝ち進み、二回戦ではいつも稽古で組手をしている岡崎紗奈さんと対戦しました。以前は強い相手の時はなかなか技を出せませんでしたが、自分から積極的に下段、中段と蹴りを繰り出していました。しかし随所に相手の突き蹴りが入り、惜しくも判定負けしてしまいましたが、岡崎さんを相手に判定まで持ち込むことが出来、上々の試合内容でした。
●増子分支部長 悲願の全日本選手権大会優勝!
平成21年5月3日に戸田市スポーツセンターで開催された、第7回全日本型競技空手道選手権大会において増子広行分支部長が5年ぶり3度目の優勝を果たしました。
今大会は、10月にハンガリーのブダペストで開かれる第2回全世界ウェイト制選手権大会における残り2席の日本代表決定戦ということもあり、激しい火花が散る戦いとなりました。
一般男子型の部の出場者は21名で、予選を通過出来るのはたった5名。しかも準優勝以上でなければ世界大会へは出られないとあり、応援する側も固唾を飲んで見守りました。
試合での増子分支部長は、予選の撃砕小で緊張からかベストとは言えない型を打ち周りをヒヤヒヤさせましたが、なんとか1位で通過することが出来、試し割りでも規定の枚数を全て一発でクリアして良い状態で決勝に臨み、堂々とした演武で見事優勝を飾りました。
以下は増子分支部長のコメントです。
「応援のためだけに埼玉まで来てくれた道場生や保護者の方々に最高の報告が出来たのでホッとしました。皆さんの応援のおかげで、決勝では今出来る限りの最高の型を演武することが出来ました。自身2度目の世界大会出場なりますが、日本の誇りにかけて絶対に負けない型を世界大会で見せたいと思います。押忍」
さらに稽古を重ね、全世界一位を目指してまい進して下さい!
また、増子分支部長の入賞に埋もれてしまいましたが、酒井毬衣初段も一般女子型の部に出場しました。
結果は健闘も空しく予選敗退でしたが、世界大会代表を決める大会であるにも関わらず挑戦したその勇気に拍手を送りましょう。