●福島県支部鏡開き開催!
平成20年1月14日(月)に石川町の中谷公民館において、毎年恒例の福島県支部鏡開きが盛大に行われました。
岡崎師範から年初めの挨拶の後早速稽古に入り、全体で基本・移動・組手をしました。
その後、帯別に分かれて型の稽古に入り、増子分支部長は「最破」の指導を、酒井裕之指導員は9〜10級へ「太極その3」の指導を行いました。
稽古終了後、初の試みである「餅つき」が行われ、熱々のお餅を素手で返すお母さんに感心したり、力のない小さい子を手伝って一緒に餅をついてくれる中学生のお姉さんがいたり、つい居合の時の癖が出てぎこちなく杵を持つ道場生がいたりと普段見ることの出来ないいろいろな表情が見れて大変楽しい餅つきになりました。
この餅つきを実行するにあたって何週間も前から保護者の方々で打ち合わせを行い、前日に仕込んで当日も朝早くから準備していただきました。この場を借りてお礼申し上げます。ありがとうございました!!
その後、ついたお餅はお母さん方の手でお雑煮とあんこ餅に華麗に変身し、それらを囲んで全員で大懇親会を実施しました。
今年も玉川分支部がトップバッターで新年の抱負を述べることになり、昨年の活動報告と今年2月に開催される指導者合宿で参段の昇段審査にチャレンジする際の意気込みなどを増子分支部長が語りました。道場生代表では吉村春樹君が抱負を述べました。
その後のアトラクションは「極真カルト○×クイズ」で景品を狙って沢山の人が参加していました。
懇親会終了後、岡崎師範による黒帯講習会が短い時間ではありましたが実施され、玉川分支部からは増子分支部長と酒井裕之指導員、酒井毬衣初段、大越和彦一級が参加しました。
内容は大城の棍の組棒で、棒の打ち方・突き方・受け方・運足等細かい指導がありました。
そして、最後に大会になる予定である実戦の自由組棒が披露されました。
この自由組棒は剣道とは全く違ったこれまでにない試合展開になるのでとても興味深い競技です。
着々と棒術の競技人口も増えてきているので、早く大会が実現するといいですね。
●型練成大会で玉川道場生4名が入賞!
↑熱心に指導する増子分支部長 |
平成20年1月26日(土)に埼玉県立武道館において、第3回極真館型競技練成大会が開かれました。
午前中は例年通り講習会が行われ、増子分支部長が平安その2のグループ指導を担当しました。
午後1時から予定通り開催された大会には玉川分支部からは7名が出場し、水野谷渉君・草野光紀君が準優勝、増子サヤカさん・酒井佑果さんが3位入賞を果たしました。
中でも草野光紀君は小学生高学年上級男子の部に出場し、出場者32名の激戦区を勝ち上がっての価値ある勝利を収めました。
また、年々選手層が厚くなり世界大会を目指す選手が多数いる一般女子の部に出場した増子サヤカさんは、出場者12名の中を勝ち上がっての第3位入賞でした。
さらに、小学生高学年初級男子の部に出場した水野谷渉君は、初出場とは思えない堂々とした型を演武して見事準優勝に輝きました。本人も初めての入賞に嬉しさを隠しきれない様子でした。
一般の部で入賞を果たした選手は、今後世界大会に向けた型講習会に参加できる権利が与えられるそうです。
玉川道場から増子分支部長に続く世界大会出場者が出ることを期待しています。
↑前列左から 酒井佑果さん、水野谷渉君、草野光紀君。 後列は増子分支部長と増子サヤカさん |
●ブルースタジアムにて福島県支部合同演武会開催!
平成20年1月27日(日)、須賀川市のメガステージ内にあるブルースタジアム(フットサルコート)のオープニングイベントにて、福島県支部による2008年最初の合同演武会が開催されました。
今回は須賀川市での演武ということで、吉田師範代を始めとする須賀川道場が中心となって行いました。
当日は、雪こそ降っていなかったものの壁の無いスタジアム内には寒風が吹きすさび、大人でも逃げたくなるような寒さの中での演武でした。
普段の稽古通り黙想から始まり、全体で基本と移動稽古・型の演武(太極その1)を行いました。
その後茶帯以上による撃砕小、酒井毬衣初段と矢部洋指導員による四方割り、会津道場生による棒術、各道場代表による組棒、組手、居合の演武と続きました。
中でも会津道場生による大城の棍(棒術の型)の演武は、毎年会津の鶴ヶ城で演武していることもあり、息が合った素晴らしい演武でした。
それから岡崎師範による居合の演武があり、厳かな雰囲気の中凍りついた空気を斬る鋭い音が会場内に響き渡りました。
その後、須賀川道場生2人と酒井裕之指導員によるバット折り、馬場哲明指導員、瀬谷司指導員による瓦割り、吉田浩一師範代によるブロック割りが行われ、増子分支部長と前日の型練成大会で見事優勝を果たした吉田亜紀さんによる征遠鎮の型で締めとなりました。
最後に全員で正拳中段突きと道場訓の斉唱をして演武会は終了となりました。
今回の演武は冬の屋外での演武ということで、ある程度の寒さは予想していましたがその予想を遥かに超える厳しさでした。
その厳しさの中で演武をやり遂げた事で、参加した道場生には自信が付いたのではないかと思います。
演武終了後、スタジアムの好意で振舞われた豚汁の温かさがじんわりと身体に染み渡りました。