●第8回福島県県南地区空手道大会特集!!
平成19年7月16日(月)たまかわ文化体育館において、第8回福島県南地区空手道大会(第2回玉川村体育協会長杯空手道大会)が開催されました。玉川・平田・石川・白河・棚倉・須賀川・郡山の各道場から141名もの選手が出場し、優勝目指して競い合いました。
全体的に見ると型も組手も年々レベルが上がってきており、また棒術の出場者も11名と充実してきました。
そんな中、玉川道場生から多数の入賞者が出たことは、日頃の稽古の賜物であり、来月の南東北選手権大会に繋がるものと思われます。 大会に出場した玉川道場生一人一人に、今回の大会に出た感想を述べてもらいました。
★吉村佑華選手 【戦績】組手・幼年の部優勝 【選手の感想】 大会に出て楽しかった 【講評】 稽古でも常に安定した組手を見せる吉村選手。先生の話を聴く姿勢は道場一です。決勝での戦いは幼年部とは見えぬ落ち着きぶりで、重い下段蹴りを駆使して見事判定勝ちを収めました。 |
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★増子夏穂選手 【戦績】組手・幼年の部準優勝 【選手の感想】 大会に出て1回は勝てて嬉しかったけど、次は負けて悔しかった。 また頑張ります。 【講評】 会場全体が注目する中、メインコート第1試合を務めた増子選手。延長戦の末、作戦通りの判定勝ちでした。増子選手の試合運びは、会場全体を和やかなムードにしてくれる戦いでした。 |
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★上野孝平選手 【戦績】組手・小学生低学年男子の部2回戦敗退 【選手の感想】 痛かったです。でも頑張ったから良かったです。 【講評】 入門してからまだ日が浅いが勇気を出して出場しました。受けの技術はないが、積極的に攻撃し一回戦を突破しました。常に前に出て行く姿勢を崩さず、受けを身に付ければ、さらに上を目指せるはず。 |
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★佐藤尚哉選手 【戦績】組手・小学生低学年男子の部2回戦敗退 【選手の感想】 1回勝てて良かったです。大会は楽しかったです。 【講評】 道場で見る佐藤選手は、性格的にとても穏やかなので、試合になるのか心配していましたが、その心配をよそに一回戦を突破しました。始めての試合で緊張していたようですが、得るものが多かったのではないでしょうか。 |
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★野崎和樹選手 【戦績】組手・小学生低学年男子の部1回戦敗退 【選手の感想】 出て良かった。 【講評】 1回戦、攻める間もなく技有り2本であっさり負けてしまったため、自分を自分を出し切れなかった野崎選手。この試合をきっかけにガードの重要性を知り、次に繋がれば幸いです。 |
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★吉村綾香選手 【戦績】組手・小学生低学年女子の部優勝 【選手の感想】 みんなが応援してくれたから優勝出来て嬉しかったです。 【講評】 昨年、圧倒的強さで幼年の部優勝を果たした吉村選手。今年は小学2年生との混合なので難しいと思っていましたが、重い蹴りと積極的に前に出る戦いで危なげなく2年連続優勝を成し遂げました。 |
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★塩澤和也選手 【戦績】組手・小学生中学年男子の部ベスト8進出 【選手の感想】 組手で一回戦に勝って、二回戦も勝ちました。三回戦で須賀川の吉田選手と当たり、自分より10cmも身長が大きかったので負けてしまいました。 今度の大会では型と組手に出て優勝したいです。 【講評】 惜しくもベスト4を逃した塩澤選手。なかなか稽古に来れず調整不足かと思いましたが、2回戦も見事勝ち上がり、宿敵吉田選手(須賀川)に惜しくも敗れました。次はリベンジを果たせるように頑張ろう。 |
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★上野哲平選手 【組手】小学生中学年男子の部1回戦敗退 【選手の感想】 少し辛かったけど頑張った。 【講評】 まだ入門したばかりの上野選手。思い切りのいい組手スタイルは弟と共に今後の玉川道場の中心になるのではないかと期待を寄せています。今回は結果を残せませんでしたが、次のへステップにして欲しいです。 |
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★酒井孝治選手 【戦績】型・小学生初級の部一回戦敗退 組手・小学生中学年の部二回戦敗退 【選手の感想】 型は一回戦で負けてしまいました。組手でも二回戦までしか行けなかったので、次の南東北大会ではいい成績を残せるように頑張りたい。 【講評】 型・組手ともに思うような成績が残せなかった酒井選手。道場稽古では元気いっぱいでも、大会となると静かになってしまう傾向にあります。次回は平常心で望むべし。 |
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★水野谷葵選手 【戦績】型・小学生初級の部1回戦敗退 組手・小学生中学年女子の部優勝 【選手の感想】 私は一回戦も決勝戦でも勝ちました。優勝できて良かったです。とても嬉しかったです。 【講評】 大会直前まで組手の試合に出場するのを嫌がっていた水野谷選手。初めて優勝メダルをもらって満足したのではないでしょうか。次の試合も積極的に出場しよう。 |
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★草野光紀選手 【戦績】組手・小学校高学年男子の部1回戦敗退 型・小学生上級の部2回戦敗退 棒術の部・1回戦敗退 【選手の感想】 僕は、型と棒術は一回戦で負けて、組手でも二回戦で負けたので、南東北大会では三回戦以上勝ちたいです。 【講評】 3部門に出場し、今回はどれも奮わなかった草野選手。今大会は一つ勝つことがどれだけ難しいかを知ることが出来、とても勉強になったのではないでしょうか。ここからが踏ん張りどころです。 |
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★吉村玲央選手 【戦績】組手・小学生高学年男子の部2回戦敗退 【選手の感想】 空手の大会でまた負けてしまって入賞が無理だったけど、次の大会で入賞したいです。 【講評】 吉村選手は2回戦で相手選手が倒れたところを顔面に蹴りを入れてしまい、一発で反則負けになってしまいました。わざとではなくても結果的に反則行為なので、このことは真摯に受け止め、次の試合に活かして欲しいです。 |
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★塩澤理人選手 【戦績】組手・小学生高学年男子の部ベスト8進出 型・小学生上級の部1回戦敗退 棒術の部・2回戦敗退 【選手の感想】 型は、一回戦で負け、棒術では二回戦負けで惜しかったです。組手では三位決定戦で親友の矢吹友聖君に殴られショックを受けました。 【講評】 選手宣誓をした選手は優勝しなければいけないという重圧と戦っていた塩澤選手。棒術・型で予選落ちしましたが、組手で奮起しベスト8まで勝ち残りました。重役、ご苦労様でした。 |
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★矢吹友聖選手 【戦績】小学生高学年男子の部第3位 【選手の感想】 県南大会では組手でいい成績を残せたので、南東北大会でも頑張ります。 【講評】 全日本青少年大会新人戦入賞以来の大会出場。存在感の大きさはピカ一の矢吹選手ですが、今後の課題は自分よりも小さい相手をいかにして捕らえるかに尽きます。 |
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★水野谷渉選手 【戦績】組手・小学生高学年男子の部1回戦敗退 型・小学生初級の部1回戦敗退 【選手の感想】 久しぶりに出てこんなに相手が強いなんて思わなかったけど、型では自分の記録が出てたので良かった。組手では一回戦で負けたけど、練習をいっぱいして強くなりました。 【講評】 今回の大会は小学6年生との混合であり、体の小さな水野谷選手にとって苦しい戦いでした。手数は出ているので、後はどこを狙っていくかがポイントになるのでは。 |
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★吉村春樹選手 【戦績】組手:小学生高学年男子の部1回戦敗退 型:小学生上級の部1回戦敗退 【選手の感想】 組手も型も一回戦で負けてしまいました。組手はもうちょっとで勝てそうだったのに、最後の最後に顔に横蹴りをされて負けてショックが大きかったです。 【講評】 1回戦、試合自体優位に進めていたにもかかわらず、残りわずかで上段をもらってしまって判定で敗れました。最後まで気を抜いてはならないと実感でき、本人にとっていい勉強になったと思います。 |
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★鈴木芽依選手 【戦績】組手・小学生高学年女子の部1回戦敗退 【選手の感想】 私は、県南大会で優勝した人と一回戦で当たりました。痛かったし負けて悔しかったけれど、もし勝ち進んでいたら二回戦では組手が強いとわかっている相手とあたるはずだったので、ちょっとだけ良かった気もします。南東北大会では優勝とはいきませんが、二回戦より上に行きたいです。 【講評】 今大会結果的に台風の目となった塩田選手(角田道場・優勝)と1回戦であたってしまった鈴木選手。優勝した相手に判定まで漕ぎ着けたことは、勝ちのある負けだったと感じます。 |
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★斎藤美夏選手 【戦績】組手・小学生高学年女子の部1回戦敗退 【選手の感想】 初めての大会だったので緊張しました。負けてしまったけど、自分では良かったと思いました。 【講評】 入門して間もないのに出場を決意した斎藤選手。この部門は白帯が少なく強い選手ばかりです。試合早々、積極的に蹴りを出し、最後まで諦めず戦い抜いた姿には心を打たれました。 |
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★芳賀美香選手 【戦績】組手・小学生高学年女子の部1回戦敗退 型・小学生初級の部1回戦敗退 【選手の感想】 今回の大会は私にとってはじめての大会だったのですごく緊張しました。あまり良い成績じゃなかったので、次の大会では良い成績を残せるようにこれからも頑張って練習したいです。 【講評】 サッカー、よさこい、空手を毎週積極的に練習している芳賀選手。今回の相手は自分よりも上の帯でしたが、積極的に蹴りを出し続けていました。今後は突きの稽古を重点的に行いましょう。 |
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★酒井佑果選手 【戦績】組手・小学生高学年女子の部第3位 型・小学生上級の部決勝進出 棒術の部・1回戦敗退 【選手の感想】 私は型に出てとても緊張しました。型での反省は、腰が高い、突きが弱いです。自分で良かったなと思ったところは、気合が大きく出せたところです。 決勝まで行ったときはとっても嬉しかったです。結果は4位だったけれど、自分では頑張ったなと思いました。 【講評】 組手で第3位、型で決勝進出と成績は残しましたが、酒井選手の実力からみるとまだまだ上は狙えます。 |
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★酒井毬衣選手 【戦績】組手・中学生女子の部優勝 型・中学生上級の部優勝 棒術の部・優勝 【選手の感想】 私は三部門で優勝することが出来ました。今回の大会では最優秀選手賞を取る事が出来本当に嬉しいです。型は部活などでなかなか練習が出来なくて、納得のいかない型でしたが、全日本の時のように失敗せずに出来たので良かったです。組手では対戦相手が強く、負けるかと思ったけど、勝てたので良かったです。棒術は初めて出たので緊張して思うように体が動かなかったけど、強弱などをしっかりつけてやったら優勝できたので本当に良かったです。最後に約束した「バケツプリン」を食べることが出来るようになったので、本当に良かったです。 【講評】 今大会最も輝いていた酒井選手。3部門それぞれに強豪がいる中、全て退け県南大会始まって以来初の3部門制覇という快挙を成し遂げました。 |
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★大越和彦選手 【戦績】組手・一般男子の部優勝 型・一般男子の部優勝 棒術の部・第3位 【選手の感想】 今回で4回目の大会参加になり、念願の組手で優勝することが出来ました。大変嬉しく感じています。須賀川道場のK林君には2度の敗北を期していましたが、今回、道場生の大きな声援を得てリベンジ出来ました。新たな次のステップにもなり自信にもなりました。ありがとうございました。 【講評】 いつも安定した強さで出場するたびに入賞を重ねている大越選手。今大会でも決勝で宿敵小林選手(須賀川)を退け、悲願の型組手ダブル優勝を果たしました。 |
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★須田有理歌選手 【戦績】棒術の部・2回戦敗退 【選手の感想】 私は決勝戦には進めませんでした。本番は気合は出すことは出来ましたが、腰を低くすることが出来ませんでした。これからはもっと練習量を増やしたいです。 【講評】 中学校の剣道部と空手を両立しながら、今回棒術の部に出場した須田選手。一回戦を無難に突破したものの昨年の覇者・増子選手に破れ決勝進出出来ませんでした。次こそ決勝進出を目指して頑張りましょう。 |
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★増子サヤカ選手 【戦績】棒術の部・準優勝 【選手の感想】 いつも大会になると緊張で頭の中が真っ白になってしまうのですが、今回は会場に入ったとたんになぜかワクワクしてしまい、浮き足立ったまま試合に臨んでしまったので、予選は突破したものの焦り過ぎだと注意を受けました。決勝では意識して丁寧に型を打ちましたが、それでも完全に自分をコントロールすることが出来ずに優勝を逃してしまいました。技術面を磨くのはもちろんですが、私はもう少し精神面を鍛えなければいけないと思いました。 【講評】 型の部にエントリーしていましたが、相手が欠場したために棒術のみの出場出場となった増子選手。昨年の棒術の部の覇者として負けられない心境でしたが、上半身は力が入りすぎていて、下半身は浮き足立っているように感じられました。 |