分支部ニュース 11月号

玉川FCサッカースポーツ少年団と合同稽古!

サッカースポ少との合同稽古の模様
↑手叩きスキップ
サッカースポ少との合同稽古の模様

 どのスポーツにおいても空手に繋がる動きが必ずあるはずであり、他のスポーツの良い部分を取り入れることを目的として玉川FCサッカースポーツ少年団に体験入部を申し込みました。
 今回体験した練習メニューは、まず長い時間走る事に慣れる10分走。そして怪我の予防の為に体をほぐす柔軟体操。アップメニューとしてスキップ2種類〔スキップをしながら手叩きを入れてリズムと全身ほぐし(写真)と、同じく手叩きスキップのももあげバージョン〕、ステップをしながら太ももの付け根を軸にした足回し2種類〔股関節を積極的に動かして足の可動域を広げる〕、ダッシュ〔ほぐした筋肉を引き締める〕を行ってから、ジグザグステップとシュート練習へと移りました。
 シグザグステップには、リズムと方向を変える際の蹴り足をしっかり入れることで瞬発力をつける目的があり、シュート練習もトラップ無しでやることでタイミングをつかむ目的があるそうです。
 その後、全員を6チームに分けて簡単な試合をしました。スポ少の子供達はさすがに上手で、道場生は手も足も出ないんじゃないかという心配は杞憂に終り、臆することなくボールへ突っ込んでいく道場生を見て頼もしささえ感じました。
 実際にサッカーをやってみて、蹴り慣れていてもボールを相手にすると思うように当たらなかったり、簡単なステップでもうまくリズムが取れない等、自分の身体能力の低さを再認識させられました。
 また、スポーツ少年団との交流を図ることが出来、競技は違えどお互いを尊重し高めあう心を学ぶことが出来ました。

 ご指導いただきましたスポ少の皆さん、ありがとうございました。


ヨガ教室開催!

肩を柔らかくする動き
簡単そうに見えて結構きついヨガの動き
子供達も真面目に取り組んでいます。

 体をやわらかくする事は、空手の動きに幅を持たせ怪我もしにくくなります。
 今回はヨガから体を柔らかくするコツを学ぼうと、道場生以外も自由参加という形でヨガ教室を企画しました。
 ヨガと言えばダイエットを思い浮かべる方も多いと思いますが、自由参加という形で企画した本当の狙いは、そんな心理を利用して「空手はちょっと敷居が高い」と感じている父兄の方々にも体を動かしてもらうことにありました。
 前回お世話になったサッカースポ少にも声を掛けて、約60名の方々と共に気持ちの良い汗を流すことが出来ました。
 さて、ヨガの基本は全ての動きを弾みをつけず滑らかに行い、小さな動きを大切にしながら常に腹式呼吸を忘れない事だそうです。決して無理は禁物で、自分に出来る範囲で少しずつ動く範囲を広げていくのがコツとのことで、先生がゆっくりと号令をかけてくれている間、一呼吸ごとに体が柔らかくなっていくのを感じることが出来ました。
 とはいえヨガ初体験の私達はどうしても呼吸を忘れがちで、先生の「吸って〜吐いて〜」という掛け声が無ければ、息を止めていることにさえ気づかない程でした。
 また、あおむけに寝て足を床から30cmの高さで止める運動や、あおむけで寝た状態から腰を手で支えて、腰から下でする逆立ちなどは、先生の号令が終わるまで耐えられずリタイアが続出しました。おかげで自分が思っているほど腹筋や背筋が鍛えられていないことに気づきました。
 ヨガには体を柔らかくする以外にもいろいろな効果があり、例えば空手の準備体操にもある「すきの運動」(仰向けで足を持ち上げ、つま先を頭より先の床につける運動)は、脊髄のあらゆる部分が圧縮されたり延ばされることで、新鮮な血液が中枢神経に行き渡り疲労回復効果があるそうです。また、脊髄を正しい位置に戻すことが出来る上、糖尿病予防や腹部・腰部に脂肪が付くのを防ぐ効果もあるそうです。奥が深いですね。
 心地よい音楽に包まれながら体の隅々まで解きほぐされ、とてもリラックスすることが出来ましたが、翌日体のあちこちで筋肉痛を感じ、改めてヨガの効果を実感しました。
 講師を快く引き受けてくださいました小針さん、ありがとうございました。


祝賀会開催!

祝賀会に集まった玉川・平田道場の皆さん
南東北大会入賞者の増子さんと矢吹君 昇段審査に合格した酒井さん
彼のキャッチフレーズは子供達の圧倒的支持を得ました。↑南東北大会入賞者(左)と   
酒井初段(右)   




賞品を受け取り
喜ぶ江幡君

 去る10月16日(月)、玉川村就業改善センターにおいて、第7回南東北空手道選手権大会入賞者及び黒帯取得者昇段祝賀会が盛大に開催されました。
 南東北大会は、回を重ねるごとに出場者も増え技術も向上しています。その中で、玉川分支部から組手初級小学生高学年の部で矢吹友聖君が第3位、棒術の部で増子サヤカさんが準優勝と大活躍されました。
 また、9月の昇級昇段審査において、酒井裕之さんが見事10人組手を完遂し、玉川分支部から4人目の黒帯が誕生しました。
 今回活躍された3人から、貴重な経験や今後の抱負などについてそれぞれ挨拶をいただき、道場生から温かい拍手が贈られました。


 また、同席上において玉川分支部のキャッチフレーズが決定いたしました。
 ホームページを立ち上げる際に募集をしていたところ、道場を愛する方々からたくさんのご応募をいただきました。
  そこで、道場生の集まるこの祝賀会の場で公平を期すために投票制にした結果、江幡君の「オレたち空手魂」が見事選ばれました。
  江幡君にキャッチフレーズを多少もじって使用する許可をもらい、早速トップページに使わせていただきました。
 たくさんのご応募ありがとうございました。







会津大会にて大越選手が優勝!  

岡崎師範と記念撮影

 11月4日に開催されました、第5回福島県会津空手道選手権大会において、大越和彦選手が組手壮年の部Aで優勝、酒井裕之選手と酒井毬衣選手がそれぞれ第3位に入賞しました。
 大越選手は昨年の会津大会で、右足の親指を複雑骨折し悔しい思いをしましたが、その悔しさをバネに稽古に励み、見事優勝を果たしました。
 今大会では酒井指導員が道場生にアドバイスする場面もあり、また一つ道場生同士の結びつきが強まったいい大会になりました。
 その他の選手も最後まであきらめないで戦い抜きました。

表彰を受ける大越選手 会津大会の試合の模様 酒井指導員のアドバイスに真剣に耳を傾ける道場生
表彰を受ける大越選手 道場生に指導する酒井指導員